ある程度で成長が止まってしまう人が行なっている思考とは?

世の中には、圧倒的に結果を残す人もいれば、中途半端な結果で終わってしまう人がいます。
僕自身もそうですが、継続的に努力すれば、1つの分野で評価されるくらいまでのレベルに到達するのに、それができない人も存在するのです。
では、なぜ中途半端な結果になってしまうのか、ほとんどの人が考えない思考法についてこの記事ではまとめていきます。
この記事を読み終えることで、1つの分野で圧倒的な結果を残すヒントを得ることができます。
どうして圧倒的な結果を残すことができないのか?

結果を残すことができない人が言われることで、「努力不足」「才能がない」「精神が弱い」など様々です。
しかし、中途半端な結果を残している人は、それなりに継続して努力をしているわけなので、センスが全くないかと言われれば絶対にそれは違います。
また、精神が弱いわけでも決してないのではないでしょうか。
では、なぜ圧倒的な結果を出すことができないのか?
渡辺正実も様々な分野で努力をしてきましたが、上位5パーセントと言われるような領域に踏み込むことができた分野はありません。
1番の理由は努力不足と言うことに繋がるのですが、多くの人が思っている努力不足とは意味合いが違いますので、
次に努力が継続できなかったことに対して、深くまで分析したので、続けてお読みいただければ嬉しく思います。
渡辺正実が努力を継続できなかった理由は?

僕自身が努力を継続することができなかった理由として、2つの理由があります。
1つは、自分自身が達成したい目標を達成してしまったから、そして、もう一つが、精神医学的障害の「回避性パーソナリティー障害」が関係していることがわかりました。
まず、目標を達成してしまったと言う点に関して、僕自身の経験を書いていきます。
僕は大学生の頃に、アルバイトでピッツァ職人をしていたことがあります。
北海道である程度の有名な飲食店グループに入社し、窯焼きピッツァを作ることに関しては、かなり評価されるところまで到達しました。
全国的に見たら、大したことはありませんが、飲食店のグループ内では、アルバイトであるにも関わらずかなり上の方にいたと思います。
もちろん、アルバイトをしているわけなので、お金を稼ぎたいという目的が最優先としてありますが、
ピッツァを作ることや、料理人として成長し、1つのスキルとして確立することができたかもしれません。
ですが、こうしてブログを書いていますし、現在飲食業界とは全く無縁の世界で生きています。
ここからは僕の思考法についてですが、何かスキルを習得する際に、最初のうちは必死に努力をしてスキルの習得に励みます。
レベルとしては、「渡辺さんに任せておけば大丈夫」と言う状態を作ることが目標です。
そして、それなりに必死に努力をするので、半年もすれば特に何も仕事のことに対して言われなくなります。
これまで、飲食店で2社働いたことがありますが、2社ともそのような状態で仕事をしていました。
さて、この「渡辺さんに任せておけば大丈夫」と言う状態を作ることに成功し、周りからは評価され、誰からも干渉されなくなった後どうなるのか。
僕はこの瞬間成長することを放棄します。
マインドセットには、硬直マインドセットと成長マインドセットがあると言われるのですが、
硬直マインドセットとは、新しい挑戦などをせず、現在の状態を保とうとするマインドセットです。
一方で、色々なことに挑戦して自分の成長のために努力するマインドセットを成長マインドセットと言います。
僕は、最初は成長マインドセットでいろんなことに取り組めますが、「渡辺さんに任せておけば大丈夫」と言う状態を作り上げると、硬直マインドセットに変化します。
成長することを放棄するとことになりますが、僕の最大の目的が、人に何も言われない状態を作ることにあるので、ある意味、目標が達成してしまっている状態であり、さらに負荷をかけてわざわざ成長する必要がなくなります。
人間は成長したいとか、誰かの役に立ちたいと思う生き物ですが、目標を達成してしまっていると、モチベーションは長く続かないものです。
しかし、成長マインドセットを持っていなければ、レベルアップすることは出来ません。
自分が本来到達したいと思っている目標があったとしても、過去のトラウマや出来事がきっかけで、深層心理の部分で違う目標設定がされている場合がありますが、
僕の場合は、「人から何も言われない状態を作る」これが真理となってしまい、成長マインドセットを持ち続けることが出来ませんでした。
最初に、回避性パーソナリティー障害が関係していると書きましたが、僕の場合は、親の期待に応えることができなかったことが続き、
親に褒められはしないけど、怒られもしないくらいの結果を残せるように頑張ると言うことが、習慣として出来上がりました。
そのため、いろんなことに挑戦するにしても、人から何も言われない状態を作ると言うことが人生の目標みたいになっています。
人から何も言われないと言うのは、レベルは低くはないけど、どこか惜しいと言う状態なので、
別に仕事が出来ないわけではないけど、もっと頑張ればすごい結果を出せるのに、もったいないと言う状態です。
人に何も言われない状態を作ると言うのは、僕が到達したい目標より、随分低いところに目標を設定することになり、
今まで、様々なことに対して、中途半端な結果しか残せていない状態にあります。
回避型パーソナリティー障害については、別記事で詳しく書くので、この記事では省きますが、
僕が、圧倒的な結果を残すためには、人から何も言われない状態を作ってから、さらに、色々なことに挑戦することが必要になります。
おそらく、僕と同じように、本当に到達したい目標よりも、低い目標を深層心理で持っている人もいると思いますので、
まずは、自分が深層心理で、無意識に設定している目標を探してみると、色々なことに対して、同じ結果を残していることがわかるのではないかと思います。
僕の場合は失敗例もわかりやすくて、アルバイトなどで長く続かなかった時は、頑張っても何も言われない状態は作れそうにないなと思った時は、そのアルバイトをすぐにやめるて自分を守ります。
まず、無意識のうちに、自分の中で設定している目標設定というものがある人もいると思いますのでその目標を探ってみてください。
面白いくらいに、色々なことに対して、その思考法が自分の成長を妨げていることに気づくと思います。