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AKB48グループが終わった、落ち目だと思う人が無能な理由

どうも渡辺です。

今回は、AKB48グループが終わった、落ち目だと思っている人が無能な理由について書いていきます。

この記事を読むことで、時代の転換点とも言える新しい視点を手に入れることができます。

なぜ、AKB48グループは終わっていないのか?

日刊エンタメヒット番付2017で東の横綱に選出されているくらい、2017年の坂道シリーズの勢いはものすごいものがありました。

アイドルの業界において、AKB48グループが政権を取っていた時代から、2017年は乃木坂46、欅坂46からなる坂道シリーズが政権を取ったと言ってもいい年だと思います。

政権を取られたのだから、AKB48グループは終わりじゃないかと多くの人が思うと思いますが、それは全くの検討はずれです。

なぜ検討はずれなのか?

それは、ビジネスモデルの話をしなければ説明することができないので、まずはビジネスモデルの話をしていきます。

偶像性を重視する坂道シリーズと身近性を重視するAKB48グループ

偶像性、身近性という言葉をあまり耳にしないかもしれませんが、AKB48と坂道シリーズではビジネスモデルが全くと言っていいほど違います。

どちらの組織も握手会を開催したり、SHOWROOMでの配信を行ったりする点は同じですが、目指しているところが全然違います。

ビジネスモデルの点からすると、乃木坂46などの坂道シリーズの方が、後からできたグループですので、ビジネスモデルとしては坂道シリーズの方が新しいように思えます。

しかし、実際はAKB48が新時代のアイドルということができて、坂道シリーズは旧時代のアイドルです。

まず、坂道シリーズ話をすると、偶像性が強いというのは私生活がミステリアスであったり、手の届かない存在と思われるアイドルになります。

簡単にいうと、ファンの参加可能性が低いということです。

ファンの助言であったり、一緒に目標に向かって何かをするということが低いアイドルということができます。

もちろん、握手会が開催されているので会うことができるのですが、会えるからといって、ファンの力で売れるために何かをすることができるかといえばそうではないということです。

生誕祭委員会なども存在していますので、コミュニティー形成もできていますが、そこにアイドルとファンとの間に深いつながりがあるかといえばそうではありません。

例えばですが、女優の綾瀬はるかさんなどは、ファンはたくさんいるかもしれませんが、一緒になって何かを頑張るということは皆無だと思います。

一方的に綾瀬はるかさんが出演するドラマを見ることで、何かを消費したりするのが一般的で、そこにファンの参加可能性というのはありません。

どちらかというと、乃木坂46、欅坂46はこの参加可能性の低い、旧時代のアイドルということができます。

一方で、AKB48はファンの参加可能性がとても高く、一緒に総選挙で良い順位を取るために話し合いをSHOWROOM上で行ったり、握手券を売るためにどうしたら良いのか、必死に相談をする光景などがSHOWROOM上で見られます。

そして、先ほど綾瀬はるかさんの例を出しましたが、綾瀬はるかさんの出演するドラマを一方的に消費するモデルとは全く逆の、自分が介在してコンテンツを作り上げるということがAKB48グループでは可能になります。

総選挙でたくさんのお金を投下することができれば、自分が応援するアイドルが良い順位を取ることができてしまうので、圧倒的な参加可能性をAKB48グループは有しています。

よく、他人の物語を消費するのか、自分の物語を消費するのかということが最近では良く言われるようになりますしたが、

AKB48は自分の物語を消費することができる、まさに新時代のアイドルということができます。

自分が介在するコンテンツがこれから先、一方的に他人の物語を消費するコンテンツよりも強くなると考えられていますが、

まだ、偶像性の強い、完成度の高い他人のストーリーの方が強い傾向にありますので、旧世代型のアイドル、坂道シリーズが現在では政権を取るような結果になっています。

もしこの先、偶像性の強いアイドル坂道シリーズVS身近性の強い参加可能性の強いアイドル、AKB48グループが同等の力をもち、再びライバル関係になり、覇権を争うような結果になれば時代は動いたと言える時が来るのだと思います。

テレビに出ることがアイドルにおいて成功という考え方はなくなり、インターネット場でも良いので、影響力をもち同等の売り上げや人気を得ることができれば、どちらが上ということはないのではないかと思います。

ゲームのルール、テレビに出ることが全てという考え方が上位なのは現在の考え方ですが、その考え方が変わった時、AKB48グループという存在価値というのは、ものすごくなるのではないかと個人的に考えています。

なぜ、ゲームのルールが変わるとAKB48グループはすごいのか?

このデータはなんなのかというと、4月1日から6月30日までのAKB48メンバーのSHOWROOMの売り上げになります。

いつの月かは忘れましたが、無課金キャンペーンというものを行っていましたので、売り上げは約2ヶ月間で作ったものになります。

SHOWROOMを知らないという人もいると思いますので、簡単に説明すると、SHOWROOMはライブストリーミングサービスといって、動画の生配信を行うことができるサービスです。

生配信をする演者の頑張りに応じて、有料と無料のアイテムを投げることができる。

SHOWROOMではギフティング と呼んでいますが、簡単に言えば、路上の弾き語りをインターネット場でも可能にして、投げ銭をしてもらう仕組みともいうことができます。

で、約2ヶ月間の期間で、AKB48グループのトップのメンバーはSHOWROOMでの売り上げが400万円を超えているメンバーもいるということです。

しかも名前も聞いたことがないような人がほとんど上位にランクインしているのではないでしょうか?

1ヶ月に200万円を売り上げるメンバーもいるのは事実であり、AKB48グループ全体で3ヶ月の期間で約1億5000万円の売り上げをあげています。

1年で約10億円規模の売り上げをあげることも可能となりますので、この影響力は本当にすごいです。

これは、AKB48グループが参加可能性の高いグループだからということ、そして、ニッチの積み重ねと言いますが、

圧倒的なスターというわけではないですが、色々な需要を満たすことができる小さな存在が積み重なり、大きな売り上げをあげることに成功しています。

動画の生配信なんてテレビに出れない人、落ちた人がやるもんだと現在では考えられる傾向にありますが、あんまり売れていない芸能人よりも、SHOWROOMなどで活動したアイドルの方が収益化することに成功している事実もあります。

演者の頑張りに応じて、応援する仕組みのSHOWROOM。

アイドルファンが介在できる身近な仕組みだからこそ、価値があり、頑張ったメンバーが評価される仕組みを軸として、これからのAKB48グループの存在意義というのはできるのではないかと考えられます。

そして、ネット上でも良いので、乃木坂46などの坂道シリーズと同等の価値をネット上でも発揮して、評価される結果となった時、AKB48グループと坂道シリーズどちらの方が政権を取っているのかは全くもって予想はできないと思います。

新しい評価基準ができなければ、AKB48がすごいグループだということは評価されないので、AKB48は終わった、落ち目であると評価されるのは現在は仕方がない部分もありますが、

新しい評価基準というものができたとき、時代の変化と同時にまだ落ち目ではないと判断できると思います。

まあ、その前にAKB48自体が衰退する可能性もありますし、新しい評価基準というのが受け入れられかはわかりませんが、もし、このような考えが実現された時に、このような視点を持っていることはとても大切なので、AKB48と坂道シリーズを例に長々と書いてきました。

ちなみに、今回書いてきた内容は、SHOWROOMの代表の前田裕二さんと宇野常寛さんの対談で言われている内容を参考に書いており、

あまり多くの人が考えていない、偶像性と身近性、他人のストーリーを消費するのか、自分のストーリーを消費するのかなどの色々な考えを詰め込んでいます。

何を持って成功とするのかは、これから先大きく変わってくると思います。

特に、テレビに出るだけが全てと考えるのではなく、それ以外の評価の基準。

コミュニティーの強さであったりといったものが評価対象になり得ますので、この新しい視点というのは知ってほしいと思います。

AKB48が本当の意味で終わった、落ち目だというのはまだ判断は僕の中ではできない状況にありますので、このような考え方が受け入れられるかはわかりませんが、

1つの考えとして知っていただけたら嬉しく思います。

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